三叉神経痛(顔の痛み) | 東成区、緑橋駅近くの坂本整骨院・鍼灸院

聞きなれない言葉だと思いますが、三叉神経とは顔面部の神経のことです。
三叉神経は顔面部の感覚(痛覚、触角、温・冷覚)を脳に伝える神経です。
主に眼の上、鼻の横、下あごに分布していて、その辺りの痛みを三叉神経痛と言います。
痛みは特徴的で、急で激烈な痛みです。
持続時間は数秒くらいで長くても10秒程だと言われています。
5分、10分と続くような痛みではありません。
ですがこの痛みはあまりに痛いことから自殺性疼痛とも呼ばれています。
痛みは三叉神経の分布領域を刺激することで誘発され、洗顔・食事(ものを噛む)・歯磨き・冷たい水を飲む・顔に触れる等様々です。

時にマッサージ機等で、首回りが刺激された際に誘発されることもあるようです。
特に寒い時期には痛みが誘発されやすいように思います。

三叉神経痛 領域

三叉神経には先ほど述べたように3つの領域に神経が枝分かれしています。

第1枝領域(眼神経):目の上、額あたり
第2枝領域(上顎神経):鼻翼のよこからこめかみあたり
第3枝領域(下顎神経):下顎から耳前あたり

この3つの枝の支配領域で痛みが発生します。
痛みはこのうちの1つの領域、もしくは2つの領域で発生しますが、1と3が同時に痛むことは無いようです。

三叉神経痛の原因 | 東成区 緑橋 森ノ宮 坂本整骨院・鍼灸院

三叉神経痛の原因は、三叉神経の付け根に血管が圧迫し、痛みを出していることが典型的だと言われているようです。
ですが、他に脳腫瘍による圧迫やヘルペスウイルスによる感染等により痛みが出ていることもあるので、三叉神経痛を疑う痛みがある場合、まずは脳神経外科でみてもらうことをおすすめします。

三叉神経痛の鍼灸 | 東成区 緑橋 森ノ宮 坂本整骨院・鍼灸院

病院での診察をうけて、原因が三叉神経痛の典型例である血管圧迫による痛みの場合、病院ではクスリを出され、それでも痛みが改善されない場合に外科的な処置を考えるというようになるようです。
当院は、外科的な処置を取られる前に鍼灸施術を試してみることをオススメしております。
三叉神経痛は鍼灸施術が功を奏することの多い疾患の一つだからです。
ドクターから「手術を考えなければならない」と言われたり、クスリがきかない、もしくはききにくくなってきている、クスリの副作用が強いという方は、鍼灸を選択肢の1つとされてもいいのではないかと思います。
当院は三叉神経痛に対し、頭のツボと三叉神経周辺のツボに鍼を刺し、かつ現代医学的な観点から鍼の鎮痛作用に着目し、腕などに鍼を刺して電気通電することにより三叉神経痛の痛みを軽減すべく施術していきます。

三叉神経痛 症例 78歳 女性 | 東成区 緑橋 森ノ宮 坂本整骨院・鍼灸院

三叉神経痛 78歳女性

数年前より左第2・3枝領域の三叉神経痛を発症。
最初はごくたまに痛い程度だったが、時が経過するとともに頻度も多くなり、痛みの度合いも強くなってくる。
特に食事の際冷えたものから食べると必ずといっていいくらい痛い。
物を食べる時以外も顔に手を触れた時等痛みを感じる頻度が多くなる。第2枝の領域の痛みがきつい。
病院でクスリ(リリカ、胃薬)を1日2回投与されているも、最近あまり効果を感じられなくなり主治医に相談したところ、手術を考えた方がいいとのこと。
手術はできればしたくないとのことで、鍼灸が効くと知人から聞いたのもあり当院に来院される。
初検より3日後に来院された時「鍼灸をしてから痛みを感じる頻度があきらかに減った」という言葉をいただく。
3回施術時には、「物を食べる時冷たい物から食べても痛みを感じなくなった」とのこと。
4回施術時「薬を飲まなくても痛みを感じることはだいぶ少なくなった」とのこと。
とはいえたまに痛みが走ることがあるようで、最初週2回だった施術を週に1回に減らして鍼灸を続けている。
現在初検より3年目で痛みはたまに感じることはあるも頻度はだいぶ低下しており、薬は飲まなくてよくなったとのこと。
月1~2回の鍼灸施術を続けている。

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