(脊椎の圧迫骨折についての説明動画です。約6分程の動画です。良かったら見て下さいね♪)

腰椎圧迫骨折 高齢者

 脊椎圧迫骨折とは、脊椎に外から力が加わり発生する骨折のことで、高齢者の骨粗鬆症に伴い発生することが最も多いです。まれにスポーツや交通事故等で若年者にも起こることがあります。

高齢者の骨粗鬆症性の圧迫骨折について | 東成区 緑橋 森ノ宮 坂本整骨院・鍼灸院

腰椎圧迫骨折

 高齢者では骨粗鬆症に伴う骨折の中でも脊椎の圧迫骨折は最も頻度が高くなっています。
気をつけないといけないのは、発生原因は、尻もちをつく、物を持ち上げる等原因が比較的あきらかなもの(覚えているもの)から、くしゃみや咳等自分ではそれが原因だと認識できないような軽微な外力でも発生します
また、受傷してすぐ整形外科等でレントゲンを撮ると画像では異常を認めないことがあります。少し日をおいて撮影すると圧壊像が見られるということも珍しくありません。
骨折部位は胸腰椎の移行部と言われる場所に最も多いです。
症状は腰の激しい痛みや背中の痛み、急性期では少しの体動で激痛を呈することもあります。痛みに強い方では、「骨折というぐらいだからかなり痛いのだろう。私のはそこまでではないから我慢していよう」と腰痛の延長のように考えてしまい、治療タイミングを逃し、二次障害として背骨の後弯変形が見られる方もかなり多いです。
骨折後すぐはやはりしっかりとした固定が必要ですので、病院でまずは診断を受けて、固定(硬くて大きいコルセットが使われることが多いようです)をしてもらい、痛みが軽減してきてから後療(リハビリ)をしていく必要があります。
圧迫骨折を後療(リハビリ)無しに放置すると、見た目の変形以上に不具合をたくさん生じます。見た目は、身長が低くなり脊椎の後弯がきつくなり、重心のバランスをとるために膝や股関節は常に曲がっているような姿勢になります。脊椎の後弯のため胸郭を圧迫し、胸郭には肺があるため肺活量の低下を招きます。更には腹部突出による消化器障害を招く原因にもなります。これらが重なりあい、ひいては健康寿命の短縮につながってしまいます。明らかな圧迫骨折では受傷後の5年生存率がかなり低下しているとのデータもあるようです。
ですので、骨折後骨がつくまでにある程度後療(リハビリ)をして脊椎の圧壊変形を防ぐことが重要となります。

脊椎圧迫骨折の後療(リハビリ)ベーラー体操 | 東成区 緑橋 森ノ宮 坂本整骨院・鍼灸院

リハビリの目的は、先にも述べた固定による体幹筋や下肢の筋力低下による寝たきりや、悪姿勢にならないようにすることが第一です。
(施術家の間ではベーラー体操と呼ばれる体操が圧迫骨折に対し処方される体操となっていますが、厳密に言うとベーラー体操の原法は青壮年の圧迫骨折に対する処方となっておるため、当院で骨粗鬆症等による圧迫骨折で来院された方には、ベーラーの変法を処方しております)。

ベーラー体操(変法)の目的
○筋力の維持、または強化
体幹筋や脊柱起立筋等、背部伸筋の筋力強化
大腿四頭筋、殿筋群等下肢伸筋の筋力強化
○関節可動域の維持、または改善
主に胸腰椎部の可動域の維持又は改善
股関節の可動性も重要
○疼痛の軽減
脊柱伸展運動により骨折部の除圧と背筋の緊張除去により痛みを軽減させる効果がある。

もしこの記事を読まれている方、読まれている方のご家族、お知り合い等で圧迫骨折をしてコルセットによる固定で外来治療されているような方がございましたら、「早いうちからリハビリした方がいいらしいよ」と声をかけてあげて下さい。


また当院に近い方で圧迫骨折でお困りであれば、東成区緑橋森ノ宮エリアにある坂本整骨院・鍼灸院がその力になってみせます。

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地下鉄緑橋駅2番出口より徒歩5分
地下鉄・環状線森ノ宮駅より徒歩9分
 
電話番号 06-6974-7205
 
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