筋膜リリース(グラストンテクニック・ファシアスリックテクニック)

当院では筋膜組織に対する施術を特に重要視しております。ここでは筋膜と当院の筋膜リリース（グラストンテクニック・ファシアスリックテクニック）について説明させていただきます。

筋膜とは？

筋肉は筋膜と呼ばれる、薄い組織膜で包み込まれています。例えるならウエットスーツのようなもので、体全体に張り巡らされており、表層から深層まで立体的に包み込むため、組織を支える第二の骨格であると言われています。

この筋膜は柔らかい組織で癒着を起こしやすい特徴があります。

日常生活やスポーツ等でぶつけたり、捻じったりして筋膜に傷が入ると、その治癒過程で筋膜同士の癒着が生じ、正常な膜よりも分厚くなってしまいます。

そうなると、分厚くなった（癒着を起こした）部分の筋膜は正常な筋膜細胞と同じように動けなくなるため、筋肉の動きを阻害する原因となり痛みやコリを引き起こす原因となります。

改善率の高い当院の筋膜リリース（グラストンテクニック・ファシアスリックテクニック）とは？

当院では研磨職人により精巧に磨き上げられた特殊な ステンレス製インストルメントを使用し、筋膜リリースを行います。

磨き上げられた滑らかなエッジが筋膜線維の乱れや癒着を捕えるとゴリゴリとした感覚が術者の手に伝わり、同時に患者さん本人にも伝わります。例えるなら、車が舗装された道路から砂利道に入った感じに似ています。

このように、なかなか皮膚表面を手で触れるだけでは確認できない筋膜の癒着、病巣をインストルメントにより“発見”し、線維の乱れを“整え”、癒着を“解き放つ”ように操作します。

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誰にでも扱える施術ではございません！

医学的な知識を持った、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、柔道整復師、鍼灸師、按摩・マッサージ師、米国/国際基準カイロプラクタ―、ＮＡＴA認定アスレチックトレーナー、のみが取得し施術できる資格です。

また、当院にはこのテクニックを扱える技術者が二人在籍しておりますが、二人ともが日本でのグラストンテクニックの第一人者であり、ファシアスリックテクニック（ＦａＳＴ）へと昇華された川西陽三先生に直接師事していただいており、ファシアスリックテクニックにおける全ての講習課程を修了しております。

グラストンテクニックは２０数年前に米国でアスリートにより発案開発された施術法で、今現在、全米では約２万人の施術家がおり、メジャーリーグの多くの球団やＮＦＬ（アメフト）やＮＢＡ（バスケットボール）のチームのコンディショニングとして採用されております。

日本でも、ＮＰＢの巨人、楽天、ソフトバンクのトレーナーにより使用されており、安全でかつ、効果の高い施術法としてアスリートから一般人まで、プロアマ問わず、体の早期回復やコンディショニングとして人気が拡大してきております。

しかし、日本ではまだまだこのテクニックによる施術家は少なく、現時点で４００人程しか扱える者のいない希少価値の高い治療技術です。

効果が期待できる疾患

• 頚部痛（寝違え等）
• 筋緊張型頭痛
• 肩関節周囲炎（五十肩）
• 野球肩
• 肘の痛み（テニス肘・ゴルフ肘）
• 手の腱鞘炎（ド・ケルヴァン症候群、ばね指）
• 重度の腰痛
• 坐骨神経痛
• 腸脛靭帯症候群
• 肉離れ
• 靭帯性疼痛（捻挫等）
• オスグッド病
• ランナー膝
• ジャンパー膝
• タナ障害
• シンスプリント
• アキレス腱炎
• 足底筋膜炎
• 筋筋膜疼痛症候群
• 線維筋痛症
• 足のむくみ
• 外科手術後の傷口の癒着
• 帝王切開後の傷口の癒着

筋膜線維の乱れや癒着により、筋膜間の滑りが失われ、鈍い動作や柔軟性の低下、更に強張りや痛みの原因になります。乱れた筋膜線維を整え、癒着を解消することで体内の動作抵抗が低減し、軽快で滑らかな動作が回復します。

使い過ぎによる慢性炎症と考えられていた多くの病状が実は筋膜線維の変性によるものであることが分かっています。

蔓延った線維化や癒着、瘢痕を取り除き本来の組織を再生修復することで元来の機能強度を回復しケガをしない体を取り戻します。

料金

多部位施術（約４０分）　　　　６０００円
↑アスリートの方等、体全体のパフォーマンスアップを目的とされる方におススメ！疲労回復にも効果あり！

日祝休み