腰痛には様々な種類の腰痛があり、その中でも特に腰椎椎間板ヘルニアや椎間板の変性によって起こる腰痛に対して効果があるとされるマッケンジー体操について紹介していきます。

腰椎椎間板ヘルニア | 東成区 緑橋 森ノ宮 坂本整骨院・鍼灸院

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎とは5つの骨(椎骨)が積み木のように積み重なっており、その積み重なった骨と骨の間にあるのが椎間板といいます。
人間の背骨の中で腰部は最も大きな負担をうけもちます。
同時に可動性も大きく、その可動による衝撃を吸収する作用を椎間板は果たしております。

腰椎椎間板ヘルニア

椎間板はアンパンのような構造をしており、パンの部分が線維輪といい、中のアンの部分を髄核といいます。
椎間板の後方には神経が通っており、椎間板が度重なる可動ストレス等でパンの部分が裂け、中からアンが後方に飛び出し神経を圧迫し、そこで炎症がおこり、痛みやシビレが出てしまう状態を椎間板ヘルニアといいます。
また、椎間板の線維輪の外側3分の1には知覚神経終末があり、そこまで亀裂が走り髄核が挟み込まれると、ヘルニアになっていなくても腰痛や下肢痛を生じると推測されています。

症状は腰痛と片側の下肢痛で、運動や労働で増悪し、安静で警戒する傾向があります。
反復性の腰痛があったところに重量物の持ち上げ等を原因に、激しい下肢痛と腰痛といった急性発作を引き起こすことがあります。

マッケンジー体操 | 東成区 緑橋 森ノ宮 坂本整骨院・鍼灸院

椎間板内の髄核が後方線維輪を突き破ってしまう原因には、反復する前屈動作が原因してくることがあります

前屈時の腰椎

前屈すると腰の中では、椎体の前方部分が狭くなります。
すると椎体間にある椎間板内の髄核が窮屈になり後方へ移動しようとする推進力が働きます。
そうすると椎間板の線維輪をだんだん裂いていき、最終的には線維輪を突き破って後方に突出しヘルニアとなってしまいかねません。

腰痛体操 マッケンジー体操

マッケンジー体操はこの作用に着目し、前屈すると髄核の後方への推進力を増すのなら、逆に後屈すると前方への推進力を増し、髄核の位置異常を正せるのではないかという考えに基づいております。

  やり方は、リラックスした状態でうつ伏せになります。そして両手を両肩の両サイドにおきます。
腰から足の力は抜いておき、腕の力だけで上体を起こします。最初はは肘を床についた状態で起こします。起こした際に痛みがない、もしくは腰から足への痛み・シビレが軽減するようならその状態で2~3分静止します。
今ので調子が良いようなら、今度は更に肘も床から離し、手のひらだけ床についた状態で上体を起こします。それで2~3分静止します。
痛みが軽減するようなら、1日に3~5回行ってください。特に腰椎椎間板ヘルニア・椎間板性の腰痛がある方で下肢痛のある方は一度おためしください。

   ↑理論はこちら
もし体操により痛みが増悪するようなら体操をひかえて下さい。腰椎椎間板ヘルニアや椎間板性の腰痛がある方でも、個体差があるため、誰にでも良いというわけではありません。

椎間板ヘルニア・椎間板性腰痛による痛みシビレでお悩みの方は東成区・緑橋・森ノ宮エリアにある坂本整骨院・鍼灸院にご相談下さい。

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