ドケルバン症候群(英語では「洗濯婦の捻挫」とも呼ばれる)
手の親指を動かす腱の炎症で、親指を動かす時に痛みが出ます。
手の親指という性質上、なにをするにしても使う部位なので手作業をするごとに痛むとかなりのストレスを強いられることだと思います。
以下に手の親指の腱鞘炎(ドケルバン病)の病態について、治療方法について等まとめてありますので、ご参考になれば嬉しい限りです。
手の親指の腱鞘炎(ドケルバン病)の症状
・どこが痛むか?
親指の付け根、手首あたりで痛みがあります。
この部位には親指を動かす、短母指伸筋と長母指外転筋の腱があります。
短母指伸筋と長母指外転筋の腱を滑膜腱鞘という鞘が覆っています。
よく指を動かしたりすることで、この腱鞘に炎症が生じると、腱鞘の肥厚が起こり腱と鞘の間の余裕が無くなるため、腱の動きが悪くなり痛みや腫れがでてきます。
よく親指を使う人や、産後の女性、更年期の女性に特に多いと言われています。
・どのような姿勢で痛くなるのか?
親指を握りこんで、手首を小指側に倒すと下の絵の赤丸部分に痛みが誘発されます。
また手首を手のひら側に曲げた状態で親指を前後に動かすと、赤丸部分に痛みが出てきます。
上のような姿勢で痛みの確認をすることで、親指の腱鞘炎(ドケルバン病)との判断がつきます。
手の親指の腱鞘炎(ドケルバン病)の施術方法
手の使い過ぎ、親指の使い過ぎ(over use)からくることが多いので患部の安静が最重要となります。
ですが、親指の安静というとかなりの動作を制限しなければならないのでそこが最もこの病態の難しいところです。
当院では炎症を少しでも早く引かせるために、患部周囲のストレッチやマッサージ、鍼灸施術により血流を促し炎症の早期除去を目指します。
炎症の強い時期には当院では超音波で患部の早期炎症除去を目指します。
その上で患部を固定するのですが、当院ではサポーターによる固定をオススメしております(当院にて販売しております)。
日常生活で可能な限りサポーターを着けておけば、早い方で3週間くらいで良くなります。
固定が仕事等でなかなかできない方も、夜寝るときだけでも固定をすることにより症状は軽減してきます。
よく使う部位なので、腱鞘炎の痛みを抱えておられるとかなりつらいと思いますが、諦めず根気良く施術していくことが大切です、手の親指の腱鞘炎(ドケルバン病)の症状でお悩みであればいつでも、緑橋 森ノ宮 坂本整骨院・鍼灸院にご相談ください。
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