月に数回、発作的に起こる、日常生活に支障をきたす、ズキンズキンする頭痛です。
休みの日や気が緩んだ時、ホッとした時に起こりやすく、女性に多いようです。
これは気が緩んだりホッとした時に、ストレスが解け、交感神経の緊張が解けるため血管が異常に拡がってしまい頭痛が発生してしまいます。
また、片頭痛持ちの人は血管拡張作用のあるお酒は要注意です。
特に血管拡張作用を持つ「チラミン」を多く含む赤ワインは特に要注意。
他にもチーズ、チョコレート、ビールにチラミンは多く含まれています。
片頭痛の診断基準
1、いままで2から5を満たす頭痛が5回以上あった
2、頭痛発作が4~72時間持続する
3、少なくとも次の2項目を満たす頭痛
・片側が痛む
・ズキンズキンする
・かなり強い痛み(日常生活が妨げられる)
・階段の昇降など日常的な動作で頭痛が増悪
4、発作中次の内1項目を満たす頭痛
・吐き気か嘔吐がある
・光過敏や音過敏がある
5、症候性頭痛を否定できる
B、「前兆を伴う」頭痛の場合
閃輝暗点が2回以上あれば片頭痛と診断できる
※閃輝暗点:視野の中にキラキラ、チカチカした光が見えたり、視野が狭くなったり、歪んで見えたり、物の輪郭がぼやけたりすることです。
鍼灸 | 東成区 緑橋 森ノ宮 坂本整骨院・鍼灸院
予防のための鍼灸施術
片頭痛発作の原因には肩こりやストレス、睡眠不足が根底にあることが多いので、体をしっかり休めてあげることが大切です。
精神的に緊張していると、自然に体も固く縮こまってきます。
それと、同じ原理で反対に体の緊張をほぐしてあげると、精神的な緊張もある程度ほぐれてきます。
片頭痛持ちの方はまず普段から鍼灸施術を受けて、心身の緊張をほぐしておくことが片頭痛発作を起こりにくくするすることに繋がります。
発作時の鍼灸施術
頭や首周りに鍼をするのかな?と思われた方もいるかもしれませんが、発作時には頭頚部への血流量が多くなっているので、血流を手足など他に誘導してあげることが重要となります。
ですので痛みの出ている場所よりも他の部位へ鍼灸をすることにより片頭痛の発作が軽減することがよくあります。
セルフケア | 東成区 緑橋 森ノ宮 坂本整骨院・鍼灸院
日頃の緊張が強いほど、緩んだ時の反動が強くなるので、普段あまり頑張りすぎないようにすることも大切です。
発作時には光や音に過敏になっているので、暗い静かな所で安静にするのが良いです。
寝られる状況ならひと寝入りすると治ることも多いです。
常温の水で濡らしたタオルを当てるのも少し楽になります。
冷やしすぎると血管が収縮して一時的に楽になりますが、その後リバウンドで悪化する恐れがあるので常温で濡らすくらいがベストです。
やってはいけないことは、患部の血流を促進させることで、運動や入浴は片頭痛発作時においてしない方がよいです。
交通案内 | 東成区 緑橋 森ノ宮 坂本整骨院・鍼灸院
坂本整骨院・鍼灸院
住 所 大阪市東成区中本1-3-25
地下鉄緑橋駅2番出口より徒歩5分
地下鉄・環状線森ノ宮駅より徒歩9分
電話番号 06-6974-7205
開院時間
(ご予約優先制)
午前/8:30~12:00
午後/15:30~19:30
(水・土の午後は完全予約自費施術のみ)
完全予約自費施術時間↓
月・火・木・金13:00~15:00
水・土15:30~17:00
日祝休み